野菜だってストレスを感じる。

野菜もストレスを感じる


人間ばかりがストレスを感じているわけではない。他の動物だって自分が動きたいように動けないとストレスを感じてしまう。

野菜だって実はストレスを感じています。そして植物はストレスを感じると、植物ホルモンをより多く出して体を生長させたり他の生物の助けを求めたりする。虫に葉が食われた時や、生長しようとしている方向に抵抗物がある時、風や他の動物などが触れて揺さぶられた時などに、植物ホルモンを多く出します。

植物ホルモン


植物ホルモンは、オーキシン、ジベレリン、サイトカニン、エチレン、アブシジン酸、ブラシノステロイド、など自分の体の変化を促すホルモンを出して環境に適応しているのです。

植物ホルモンは普通に出ているけれど、ある一定のストレスを感じた時に、より多く放出させられて生長を促すようになっている。その中には、自分を食べようとしている虫を食べてくれる益虫を呼ぶ作用まであるみたいです。そして、そのホルモンを使って他の同種の仲間と連絡を取りあっているようなのです。

ちょっと前に流行った、加圧式トレーニングもこれと似ている。腕などの筋肉部分を少し拘束して圧を加えて状態で筋トレなどを行う方法です。

筋肉運動プラスアルファの負荷を与える事によって成長ホルモンを普通の筋トレをするよりも多く出して、筋肉の発達を促すというものですが、野菜も人間もやっている事は同じ、ストレスを感じると体は頑丈になろうとするし、それに対抗するための処置を身体が考えて実行してくれます。

ストレスをかければ、強くなる


人間の場合、身体には有効です。精神的なストレスの負荷も単発的には有効。しかし、継続的なひっきりなしの精神的な負荷は、ストレスホルモンの過剰な継続分泌となり、脳によくないらしいです。実際に海馬が萎縮したり壊れたりするみたいですよ。

人の思考が、過去に行ったり、未来に行ったりすることがストレスの一番の原因だと言われます。嫌だった過去の事を思い返したり、未来に起こるかもしれない嫌な出来事などを想像(予期不安)したりする事で自動的にストレスホルモンが分泌されて、常にストレスホルモンが過剰な状態となってしまいます。過去の根塊と予期不安ばかりになると、ストレスホルモン漬けとなってしまいます。そして自律神経までも狂ってしまう確率が上昇します。

植物は過去にもいかず未来にもいかず、その時その時に対応しているだけで、ただ自分たちの種を残すために、その環境の中で最善をつくしているだけのように見えます。その一方で未来の風土の状態を読んで、自らの生長を進めたり、抑えたりしているようにも見えます。

植物みたいに、今を生きて、未来に種を残すために最善を尽くす


特に自家採種した種が発芽が揃わず、時間差で発芽したりするのは、彼らの風土に合わせた種の生存維持本能のようにも思えます。そして、その遺伝子を引き継いだ種は、その環境により適応して生長する。

植物の生き方を見ていると、今の人間よりも高い抽象度で生きているし、人間よりも知性が高いようにも見えなくもない、と思います。

自分の都合のために、平然と他人を殺してしまう。

お金のために、環境を汚染してしまう。

武器を売りたいから戦争を作ってしまう。

今時の事件なんかを見ていると、人間は何かが分断されているような気さえしてきます。

植物たちは、自分たちの種を残すことに余念がありません。環境が変わればどんどん変化するし、農薬耐性だって獲得する種もあるぐらいです。(だから農薬もより進化してしまうのですが。)そして同じ親から生まれた種は協力しあうようにもできている。

最近の研究では「みんなで生きよう」という意志があるようなのです。すごく不思議に感じますね。

知性が一番発達したと言われる僕ら人類は、本当に知性が高いのでしょうか?と、野菜たちの生長を見ていると感じてしまいます。

関連記事

  1. ひまわり

  2. 単一作物を作るのと、植民地政策は似ている

  3. 野菜に知性はあるのか?

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

2019年9月
« 8月    
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30