畑に植えたひまわりたち
花には花ことばというものがあり、
なんでこんなものがあるんだろう?って、子どもの頃から不思議でした。
でも、これって、相手に花を渡す時に、相手にかける暗示であり、メタファー(隠喩(いんゆ)。白い肌を「雪の肌」と言うなど。)だと最近では思います。花をもらった嬉しさいっぱいの時にメタファーを使って暗示を入れてしまう、催眠の技なんじゃないかなと思います。
突然きた嬉しさの瞬間に、現状のリアリティーは揺らぐのでそのタイミングは暗示が入りやすいという特徴がありますからね。
今年はひまわりを畑に植えてみました。ひまわりって緑肥にもなるし、景観植物にもなるし畑を管理する人間にとっても、畑をいつも通る人にとっても良いものじゃないかなあ〜と思っています。
ちなみに、ひまわりの花言葉
「あなたは素晴らしい」
です。
これって、みんなが言われたい言葉だと思います。
そう言われようとして、自分がやりたくない事でもやってしまい、そしてそれを続けて心(本心)をこじらせてしまったり・・・
その言葉を言って欲しい人の関心を引こうとして、天邪鬼(自分の思っているのとは逆)の行動をしてします。
そして人生をこじらせたりしてしまいます。
本当の、ありのままの自分を見てほしい
あなたは素晴らしい。
たったそれを誰かに言って欲しいだけなのかもしれません。
本当は何を成し遂げていなくても、他人よりも何かの分野で優れていなくても。何もしなくても。生きているだけで自分が見ている世界が素晴らしいと感じられるはずなんだけど、経験で得てきた色々なバイアス(偏見)が、自分の目の前を曇らせているのだと思います。
生まれたばかりの子どもたちを見ていると本当にそう思います。
成長の中で押し付けられた、もしくは獲得してきたバイアスで、見事にフィルターがかかり、世界がくすんで見えるし、毎日が今にも雪が降り出しそうな冬の曇り空のように感じてしまう。
それって、「本当の自分じゃないから〜!」
と言われても、理解できないし納得できない。
それほどまでに、私たちが獲得してきた、他人から入れられてきた言語束縛によるバイアスは強固なんです。
本当に欲しかったものはその言葉かもしれないし、その言葉をもらえたら強固に閉じた狂気に満ちた心は解放されるかもしれない。
だからひまわりを使ってちょっと暗示(催眠)をかけてみる。
「あなたは素晴らしい!」と。
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