西原先生は早い離乳食は害でしかないと言っています
早いとは、どれぐらいを言うのかというと生後5ヶ月〜1年半だそうです。
「えーーーーーーーーー!まじですか??」
普通、母子手帳や育児雑誌には、「5~6ヶ月くらいから離乳食をはじましょう」と言われています。
西原先生曰く、赤ちゃんの腸は2年ぐらいで、やっと人間の大人の腸と同じようになります。それまでは消化する能力も弱く、腸内のフィルターの目が粗い。2年ほど経ってやっとフィルターの目が細くなり、大きな未消化のタンパク質などを吸収しづらくなるという事ができるそうです。
つまり、赤ちゃんの腸はフリースルーなので、消化しないで色々な物を吸収してしまうという点が問題なのです。
腸内に腐敗菌が増えると、様々な病気を発症する
まず、赤ちゃんの腸は食べ物を上手に消化できない。未消化の物質が体内に残るため腐敗菌が腸内に増えてしまいます。(大人でも未消化の物が多いと腐敗菌が増えます。)その腐敗菌を顆粒球がフリースルーの腸壁を通って様々な器官に辿りついて悪さをします。
皮膚下に行けば湿疹やアトピーの原因になったり、脳に行けば脳炎の原因になったり、目に行けば緑内障の原因になったりするみたいです。そしてタンパク質が未消化で直接吸収されれば、そのタンパク源に抗体反応を起こしてしまいアレルゲンとなる確率は高まります。
では離乳食はいつの時期からが良いか?
哺乳類は嚙み潰して飲み込むという事をして消化の助けを促すので、その嚙み潰しすりつぶすための臼歯が生える時期が適期になります。
一歳半から二歳ぐらいがその時期らしいです。それに加えて五歳まで乳幼児の腸は様々な腸内の、常在性のウイルスやばい菌を吸収する事が研究の結果わかっているので、アメリカでは五歳までは生のはちみつを禁じ二歳まで母乳メインで育てていると書かれていましたが、実際のアメリカ人の友達に聞いてみると良いかもしれません。実際はどうなんだろう??(私も未確認です。)
そして、歯茎で噛んでいるというのは幻想らしいです。
どんなにもぐもぐ歯茎ですりつぶしているように見えても、飲み込んでいるだけなので将来にわたって丸呑みする癖がついてしまうのです。
母としての声は・・・
ん〜。そんなの待てない・・・
早く働きたいし、次の子どももつくりたいし、子どもにずっと母乳やミルクを与えるなんて・・・。と思うお母さんは多いのではないかと思います。
しかし、実際母乳育児を2歳までやっていた人の話を聞いてみると、離乳食なんて作る方が面倒臭いし、母乳の方が楽という意見が結構あります。
なのでそんなに離乳食をあげることにこだわると、逆にお母さんが疲れてしまう可能性だってあります。
ただ、現代では早く職場復帰して働いていないといけないという、お母さんには、「それは無理なんですけど!」と言われそうですね。これはもっと社会が子どもやお母さんに寛容にならないと難しそうですね。
しかし、本来の生物はその生物が生長するタイミングで生長するというのが自然ですから、不自然な行為は不自然な結果しか生まないというのは、野菜の栽培をしていても思います。
人は頭(知識)が本能や体の欲求を邪魔する。赤ちゃんの本当の欲求を大人の頭で邪魔をするなんて事は、情報過多の現代においては普通にありえる事ですね。
だから、赤ちゃんの本能が本当に欲しいタイミングって難しいのかな?と思っています。2歳ぐらいまで言葉をしゃべることができないですからね。
直接話してくれたらいいのにな・・・。
もしかしたら赤ちゃんがあの食べ物欲しい、食べたい!と思うと、ニョキニョキ歯が生えてくるのかもしれませんね。(笑)
まとめ
赤ちゃんの腸は2歳ぐらいまで完成しないから離乳食のタイミングは慎重に考えないといけませんという事のようです。ちなみに、母子手帳には生後5~6ヶ月ぐらいから離乳食をあげましょうと書いていますが、そもそもこの母子手帳はアメリカの乳業会社が作った歴史があって、母子手帳はアメリカで1915年に政府と酪農協会が癒着して作られて1945年まで使われてきたのもの。
それを翻訳して導入されました。でもアメリカは1915年〜1945年までに運用してきて様々な病気などが増えて、民族性も劣化した歴史があるので母子手帳はとっくの昔に廃止。それを敗戦国への劣化政策として導入したという過去があります。
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