ジャガイモは世界でとても大量に消費されている作物の一つです。
大量消費されるものの背景には、必ず「高効率化」というものがセットで考えられます。
ジャガイモは栽培期間中に散布される殺虫剤や除草剤だけではなく、収穫期にすばやく、かつ、正確に、効率よく収穫できるように枯葉剤や除草剤を散布して、地上部を枯らしてから収穫する作物の一つになります。
結構びっくりしますよね。地上部を枯葉剤で枯らしてから、機械で収穫するのです。除草剤と言っても、枯葉剤と変わらないですからね。ベトナム戦争で使っていたのと同じようなものです。
さあ、それが人間の体にとって安全なのでしょうか?
多分「直ちに影響はない」という限りにおいて安全なのでしょう。
そして収穫後も長距離輸送用に痛まないように防カビ剤や、長期間保存しても芽が出てこないように放射線照射などをして長く販売できるようになっています。
放射線照射によって栄養素はどうなるのでしょうか?かなり疑問です。
私たちは一般的にこう言った野菜を食べているのです。
ジャガイモは色々なものに加工されています
もちろん、国内産のすべての慣行農法のジャガイモがそうというわけではありませんが、外国からもたらされる加工食品用のジャガイモ(冷凍食品のポテトなど)はかなり怪しいと思います。
ジャガイモの加工品は数多くありますが、個人的には加工品なのだから多少痛んでいても良い気はするのですが、やっぱり土壌消毒したり殺虫剤を散布してしまうのですね。
効率化の果てに食べ物の栄養は減っていき、人間の体への悪影響は増える、という悪循環は、至るところで起こっているのが現状です。
これを止める方法は、消費者が「こういった加工食品などの食べ物は、買わない!食べない!」というのが一番良いのです。
しかし現状は、家計を切り盛りするためには、食材を安く手に入れたいというのもあると思います。だから、まずは正しい知識を持って安全な食べ物をなるべく選択する事が、将来の自分の体に必要なことだと思います。
例えば、子どものおやつのポテトを買うのをやめ、家でジャガイモをふかして塩で食べるとかね。これもなかなか手間がかかりますが・・・。でも、安心してパクパク食べられるのは良いと思います。
この記事へのコメントはありません。