作った人の顔が見える野菜


ひなたぼっこ自然農園は、2018年4月に新規就農しました。

愛知県豊田市の山の中で、農薬・化学肥料・除草剤を一切使わずにさまざまな野菜を作っています。

年間、50〜60種類の野菜をお客様に直接届けています。

産直提携(消費者が農家から直接野菜を購入する)で野菜を販売しています。(産地直送!)

産直提携は間に中間業者が入らないので、価格的に生産者も消費者もメリットがあるという事がよくうたわれています。(生産者は高く売れて、消費者は安く買える。と言う事。)

しかし、産直提携をするメリットは、消費者が自分の体を構成する食べ物を誰が作ってくれているかわかるという安心感と、生産者が誰のために食べ物を作れば良いかがわかる充実感という事の方が大きいと思います。

実際に自分の野菜をどこかの店舗に出してみて売ってみたりしても「これ自分がやらなくてもよくない?」と、私は思ってしまうので何か気合いが入りません。

ですから、自分の作った野菜を食べている人は、どんな人かを知りたいと思っています。(面倒くさい?(笑))

無駄こそ豊かさ


デジタル社会、匿名社会になってきて、人と人との体温のある交流を煩わしく思うようになってきた反面、孤独感や過剰な自己承認欲求に駆られる人が増えてきているようにも思います。

だからこそ、そういった体温や雰囲気、身体的な気配を感じる交流は、私を含めてみんなが本当は必要としているのではないのだろうか?と思っています。

文章だけ、写真だけって効率は良いかもしれないけど、何か味気ないし、身体性もなく充足もないと思います。

無駄で面倒臭いことって後で振り替えてみると、自分の中に何か(豊かさの種みたいな物)を残していたりしないでしょうか?

野菜を売った、買っただけの関係なんてつまんないなぁと思っています。

それだけならネットのショップに行けば良いしスーパーに行けば良い。

ですから、

野菜を購入してくれる人とはできれば一度お会いして、みんな知人、友人になれれば良いなと考えております。

私たちを知りたい方は是非一度農園まで会いに来てください。

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